雑記サイトをWordPressからGitHub Pagesに移行しました
はじめに
2018年4月からおおよそ4年間ほど運用してきた「KTKR雑記」を移転しました。
旧:KTKR雑記(https://zakki.nya-n.net/
)
新:KTKR雑記(https://blog.nya-n.net)
更に、2022年5月あたりから、Microsoft Azureを含むテック系記事については、Zennに投稿する方針としました。
Zenn(よたん):https://zenn.dev/yotan
経緯
いろいろありますが、今までのやってきて感じた課題はおおむね以下の通りです。
- WordPressの運用に手間がかかる
- WordPressは自分には機能過多
- Azure上(App Service + Database for MySQL)で動作させるためのコスト面
- コンテンツの質の問題で(いやそこは頑張れよ)、それほどリーチできていない
- Google Adsense、Amazonアソシエイトでもそれほどリターンは無かった(→逆に広告が邪魔でしたよね)
一か月程、テック記事をZennに上げたときの感想としては以下です。
- アカウント作成して、記事を出した瞬間からPage Viewを獲得
- いいね!リアクションもそれなりにしてくれる
- 役に立ってもらえた記事は意外とTweetしてくれる
もう、個人サイトは軽い静的サイトで、テック記事はZennやQiitaに任せておこう。
という結論になりました。
やったこと
WordPressのコンテンツエクスポート
WordPressの管理画面からxmlファイルにエクスポートして、ローカルディスクに保存しました。
行数的には84Kline程度、中には添付画像類も含まれているので、基本的にはこのファイルがあれば各種変換はできそう。
wordpress-export-to-markdownの実行
まさにドンピシャなOSSがGitHubに公開されているので、こちらを利用させていただく。
wordpress-export-to-markdown(GitHub)
とりあえず、各記事毎に日付付きのディレクトリを作成して、その中に記事ファイル(Markdown)と、リンクしている画像ファイル(png, jpg)を格納するように指定して実行しました。
あとは、適当にスクリプトを作成して、Jekyllで扱えるファイル構成に変更しました。
GitHub PagesにJekyll導入
今回は、「Chirpy Jekyll Theme」を使わせてもらいました。
中のREADMEにある、Create a new repository from chirpy-starter をクリックして、GitHub Pagesのリポジトリとして「自分のアカウント名.github.io」を指定します。
あとは、Wikiに書かれている手順通りに基本的には操作することでOKでした。
追加でカスタムドメインの設定などは行いました。
デザインは、基本に忠実に。アイコンとかタイトルを変更した程度です。
記事の修正
元々WordPressのWeb UIで書いていたのですが、カテゴリのつけ方が誤っていたり、画像リンク先に外部URLを指定していたりとあったので、修正しました。
他に同じサイト内のリンクURLも変更になるので修正しました。
WordPressからの転送
全ての記事を転送するのは大変なので、元々Page Viewがそれなりだった記事ついては、「Redirection」プラグインを使わせてもらい、URL転送を設定しています。
おわりに
とりあえず、ブログサイト移行によって、記事の投稿は全てVS Code上で行えるようになったので、楽になりました。
引き続き「KTKR雑記(https://blog.nya-n.net/)」をよろしくお願いします。